「人間は皆自己中心的である」という考えを持つとイライラしない
わたし今年からイライラしない日々生活しようと決めているなかで、いくつかの思考を意識的に保つようにしています。
今回は、そんな思考の一つ「人間は皆自己中心的である説」についてお伝えしていきます。
なぜ「人間は皆自己中心的である」がイライラしないことに繋がるのかというと、
相手が何かり理不尽な事を言ってきても、身勝手な行動をしてきたとしても、「まぁ人間は自己中だからな」で終わらせる事が出来てしまうからです。
ちなみに、これはどんな人間の行動パターンにも当てはまると思っています。
いやいや、そしたら優しい人とかボランティア、寄付している人も自己中心的な人間なの??
という声が聞こえてきそうですが、私としては、これらも全て自己中心的な考えだと思っています。
一言で言えば、最終的な行動結果は全て「自己満足」が根底にあるからだと考えています。
自己満足の為に行動するということは、結果として自己中心的という意味と同義となります。
優しい人や相手を思いやる人も自己中心的な考え
いやいや、そうは言っても、優しい人は自己中心的ではないでしょ!
と反対の声が多々上がると思いますので、私なりの考えをまとめます。
優しい人は?
・優しく接すればみんなが嬉しくなる。それを見る事が自分にとっても嬉しいから優しくしたい。
→自分が嬉しい気持ちになりたいから、相手に対して優しくなるということですよね。
また、「自分の事を『良い人』と思って欲しい」「人の意見に賛成していれば、争わなくて済むから楽」という考えも、結局のところ自分の欲求・願望に繋がっていくのが分かるかと思います。
ボランティアをしている人は?
「誰かの役に立って満足感・充足感を得たい」という自己満足的な考えが根底にあると考えられます。
(就活で希望の会社に入りたいから、ボランティアに参加して印象を良くしたいというのも良く聞きますね。)
寄付(募金)している人は?
これもボランティアと同じです。
「誰かの役に立っている」という自分が満足したいという事が根底にあって行っていることだと考えています。
ちなみに、私はウクライナへ募金をしましたが、これも結局のところ根底には「ウクライナの事が心配で少しでも力になりたいという自己満足的な考え」に加え、「これだけ情報を得ているのに何もしていないのは嫌だ。少しでも行動を起こしたい」という自分の考えのもと募金しました。
この他にも、もしかしたら人に優しくしているのは「人に対して優しく出来なかった過去を拭う為にしている行為」かもしれません。
自己中心的な考え(=自己満足)が全て悪いわけではない!
優しい人もボランティアも寄付している人も、その相手方に喜んでもらってるケースが圧倒的に多いと思います。
そのような関係は非常に良いですよね。
同じ自己中心的な考えでも、「持っているものよこせ」とか「俺の言うことを聞け」等の自己中心的な行動・言動はまず嫌われます。
結局のところ、人間は皆自己中心的ですが、その自己中心的考えの方向が「人が喜ぶタイプの自己中」なのか「人から嫌われるタイプの自己中」どちら側に向いているかによって、その相手方の印象や感じ方が違うだけなんではないかと考えています。
というような私なりの考えでした!