不動産屋・問い合わせコツ・ポイント

お部屋探しのコツ 不動産

不動産屋へ問い合わせする際のコツ・ポイント集

2022年2月9日

不動産屋へ問い合わせする時って、慣れていたいと結構緊張しますよね。

今回は不動産屋へ問い合わせする際に気をつけた方が良いポイントや、意識するとより良い物件を探しやすくなるコツをまとめましたので、ぜひご覧ください!

売買でも通じる部分が多くありますが、賃貸メインにて記事をまとめています。

そもそも何のために不動産屋へ問い合わせをするの?

はじめてのお部屋探しの場合、「そもそも何のために不動産屋へ問い合わせをするの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますので、まずは問い合わせをする理由をまとめておきます。

不動産屋へ問い合わせする理由

不動産屋へ問い合わせする理由としては、以下の理由があります。

① 物件の空室状況・内見の可否を確認して欲しいとき

気になる物件が掲載されていた場合、実際にまだ募集中か・内見可能かを知る為に問い合わせをします。

② 希望条件に合う物件をいろいろ紹介してほしいとき

スーモやホームズで物件を見ていても、実際にはもう募集が終了しているお部屋があったり、どれが良い物件か分からなかったりします。

そういった場合に、希望条件を不動産屋へ伝えると、不動産屋が色々な物件を調べて、資料を送ってくれます。

問い合わせをする方法

不動産屋へ問い合わせをする場合、電話もしくはweb上からの問い合わせ(以下、メール)が主になると思います。

まずはそれぞれのメリット・デメリットについて説明します。

電話で問い合わせするメリット・デメリット

電話のメリット

・メールよりもレスポンスが圧倒的に早い。

・気になった事があればすぐに質問出来る。

ポイント

・こちらが意図しないのにそのまま来店予約を取られる可能性あり。

→物件が募集中であった場合等、内見や店舗への来店を強引に勧めてくる可能性があるので、電話をかける際は、募集状況の確認だけしたいのか、実際に内見したいのかを心に決めておいた方が良いです。

 

メールで問い合わせするメリット・デメリット

メールのメリット

・自分の好きなタイミングで問い合わせ、連絡が出来る。

・営業されても(来店促し等)、一旦時間を置いて返事が出来る。

 

メールのデメリット

・不動産屋からのレスポンスが遅い場合がある。

→メールだと、お客様が来店していた場合や業務が忙しい時等、気づかないor優先順位が落とされる可能性があります。

 

不動産屋へ電話で問い合わせをする場合のコツ・ポイント

それでは、不動産屋へ問い合わせする場合のコツ・ポイントについてお伝えしていきます。

電話とメールでコツ・ポイントは分かれますので、まずは電話からお伝え致します。

電話での問い合わせ:一連の流れ

① スーモやホームズ、各会社のホームページで気になる物件を見つける

② 掲載している不動産会社へ電話を掛ける

③ まだ募集されているか否かを確認してもらう

④ 募集中であれば、内見可能なのかまだ内見出来ないのかを聞いて、内見希望の場合は日時を調整する。

⑤ 募集終了であれば、電話を切るか、探している条件を伝えて物件を探してもらう。

というのが一般的な流れです。

電話での問い合わせ:コツ・ポイント

ここでの一番のポイントは「問い合わせした部屋が実際に募集されているか」です。

なので、言い換えれば、おとり物件(募集終了しているのに関わらず、お客様には募集中と案内し、来店を促す為、あえて載せたままにしたにする事)にいかに引っかからないようにするかが大切です。

おとり物件に引っかからないようにする対策は、非常にシンプルです。

それは、問い合わせた物件が現在空室で内見可能であれば、【物件待ち合わせで内見予約をする】ことです。

「おとり物件」というのは、すでに募集が終わっている物件がほとんどの為、内見出来ないケースor内見できたとしても、(不動産屋からして)成約にならずに内見する意味があまり無いケースが圧倒的に多いです。

その為、「現地で待ち合わせでもいいですか?」と聞いて、「良いですよ」という返答であれば問題無しですが、頑なに「いえ、一度来て頂かないと...」とかであれば、おとり物件を疑うべきです。

もちろん、会社ごとの方針で「初めてのお客様は一度来店頂いてから案内する」というのはあるかもしれませんが、その場合は『検討します』と言って電話を切り、別の不動産屋へ同じ物件の空室状況を改めて問い合わせしてみるのも良いと思います。

もちろん、問い合わせた物件が居住中によりまだ内見出来ない場合は、先行申し込み・先行契約ができる場合があります。

↓ 「先行申し込み」「先行契約」の詳細についてはこちらをご覧ください

まだ内見出来ないと言われたら、その後の流れは不動産屋側から提案してくれますので、その提案に沿っていくのも良し、内見可能日だけ聞いて改めて連絡すると伝えて電話を切るのももちろんアリです。

不動産屋へメールで問い合わせをする場合のコツ・ポイント

続いて、メールで問い合わせをする場合のコツ・ポイントについてお伝えいたします。

メールでの問い合わせ:一連の流れ

① スーモやホームズ、各会社のホームページで気になる物件を見つける

② 掲載している不動産会社へ問い合わせフォームより問い合わせをする

③ まだ募集されているか否かが分かり次第、問い合わせた不動産屋から物件詳細のメールが登録アドレス宛に送られてきます。

④ 募集中であれば、内見可能なのかまだ内見出来ないのかを聞いて、内見希望の場合は内見希望日時をメールor電話で連絡しましょう。

⑤ 募集終了であれば、お礼メールだけして連絡をやめるか、探している条件を伝えて物件を探してもらう。

というのが一般的な流れです。

気になる物件を問い合わせする場合は、電話の方が早く対応してくれます。

逆に、希望条件を伝えて物件を探してもらう場合は、メールで問い合わせた方が良いです。

というのも、電話して希望条件を伝えたとしても、結局物件資料を送る為のメールアドレスを聞く必要があるので、割と手間になってしまいます。

なので、先にメールアドレスを登録できる問い合わせフォームから希望条件を入力した方が楽です。

メールでの問い合わせ:コツ・ポイント

メールで特定の物件を問い合わせした場合は、電話で問い合わせをした場合と同じ(内見する場合は現地待ち合わせ)為、ここでは「物件の希望条件を送った場合」を想定してコツ・ポイントをまとめます。

ここでの一番のポイントは「どれだけこちらの希望条件を正確に伝えられるか」です。

不動産屋はいくらプロだとしても、探している条件が曖昧だとピンポイントで希望に近い物件は紹介出来ません。

以下に、正確に条件を伝えられる項目を箇条書きにてまとめますので、ぜひ問い合わせする際の参考にして頂ければと思います。

★ 正確な条件を伝える為の項目 ★

上限賃料

→ この価格以上は出せないor出したくない金額。

希望賃料

→ このくらいの賃料帯だと嬉しいという金額。

探している駅・エリア

→ どの駅・エリアで探しているか。

徒歩圏

→ 最寄駅から何分くらいまでなら歩けるか。

「駅近に越したことはない」という方も、許容範囲内の分数を書きましょう。どのエリアでも、駅徒歩3分以内等の駅近物件は、賃料の上下に関わらず物件の数が極端に限られてしまいます。

希望条件

→ 設備(例 独立洗面台)や立地等(例 南向き・2階以上)必ず欲しい条件・あったら嬉しい条件と項目を分けて記入しましょう。

希望設備等の条件を付ければ付けるほど、物件が少なくなります。

(すべての条件に当てはまる物件がゼロなんて事も十分にあり得ます。)

引っ越し理由

→ これがわかった方が、探している担当としてもお部屋をイメージしやすいです。

例えば、1R・1Kを探している方でも、サイズアップなのか独立なのかによってお部屋のイメージが変わってきますよね。

不動産屋としても、「サイズアップならこの部屋は無しかな」とか「初めての一人暮らしなら、この立地だとご両親も安心できそう」というイメージが湧きます。

引っ越し期日があるか

→ ある場合のみ記載しましょう。急いで対応してくれる可能性が高くなります。

ネットで気になる物件があれば、その物件のURL

→ スーモやホームズ等で気になる物件があったら、問い合わせフォームの備考欄に「このようなイメージを希望します」とURLを貼り付けましょう。

実際にその物件が募集中か教えてくれると思いますし、営業担当としても探している物件のイメージを掴みやすい為です。

以上、不動産屋へ問い合わせする際のコツ・ポイント集でした!

ちなみに、おとり物件の対策については下記記事内『「ある呼び」への対策』により詳しくまとめておりますので、ぜひ併せてお読み頂けますと嬉しいです!

※「ある呼び」は募集終了している物件をおとりにして、店舗へと呼ぶ行為の事です。

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