「不動産営業の仕事に向いていない」人とは
不動産営業マンとして5年間働いた中で、「このような特徴の人は営業マンに向かないな」と感じた点があったので、今回は【不動産営業マンに興味があるけどやっていけるかな と心配している方向け】に記事を書いていきます。
ちなみに、この記事でいうところの「向いていない」というのは、売り上げが上がる上がらないではなく、『楽しく働けるか』『極度のストレスが掛からないか』を主として、筆者の独断と偏見で作成しておりますので、悪しからず。
不動産営業に向いていない特徴4選
結論からお伝えします!
下記4点のいずれかに当てはまる方は要注意が必要かなと思います!(筆者の勝手な判断)
① 運転が苦痛な人
② 長い接客が嫌いな人
③ 社内でお互いの仕事をフォローし合いたくない人
④ お客様の都合によって残業になるのが極端に嫌な人
それでは、一つひとつ、なぜそう思うのかをお伝え致します。
① 運転が苦手な人
これはもう鉄板です!
不動産営業では切っても切りはなせない運転。
賃貸にしろ売買にしろ、さまざまなところに車で案内しないといけない日は多いです。
運転する度に「嫌だなー」とか「運転したくない」とか考えているとストレスばかり溜まります。
私自身不動産営業マンになる前は超絶初心者だったので、出来るだけ運転したくない(なんなら嫌い)と思っていましたが、流石に1〜2年経ったくらいには案内に慣れるようになりました。
ただ、『運転に慣れた』というよりも『運転する道に慣れた』ので、よく案内する道はあまりストレス無く運転出来ますが、あまり行かない道の案内はずっとストレスが消えませんでした。(笑)
お客様に物件を勧めるときも、
この物件はあまり車で行かない道だから、案内したくないなぁ。でも良い物件だから内見して頂いたら申し込みになりそうだ...。でも車で行くの嫌だな...。
とか本気で考えます。これがまたストレスに。(笑)
案内しても運転でストレス、案内しなくても「案内しておけば決まったのに」とか「上司になんで案内しなかったと言われたらどうしよう」とかストレスの種は尽きません。
なので、運転が苦手な人・嫌いな人は営業担当になるのは出来るだけ避けるのが無難かなと思っています。
もちろん、苦手・嫌いだけどそれ以上に不動産営業したい!と考えていれば、運転にも前向きに取り組め、慣れてくると思いますので、働くのを応援致します。
② 長時間の接客が嫌いな人
不動産営業の接客は基本長いです。
賃貸ですら1組あたり3〜4時間を基準にスケジュールを入れます。
(1時間で終わるお客様や7時間掛かるお客様もいらっしゃいます)
しかもその1日で終わる確率はあまり高くありません。
賃貸の場合は上記時間で1〜3回の来店・案内が、売買ですとそれ以上に期間が掛かってくるケースが非常に多いです。
しかも、接客したからといって必ず申し込み・契約してもらえるわけではないので、何時間接客したところで、売り上げはゼロなんてこともザラにあります。
実際に接客していると、お客様とたくさん話したり、案内の移動時間があったりと、比較的あっという間に時間は過ぎていきますが、それでも疲れはかなり出てきます。
③ 社内でお互いの仕事をフォローし合いたくない人
不動産営業の場合、休みはシフト制の場合がとても多いと思います。
つまり、自分が休みでも会社は営業しており、自身が担当しているお客様の案件に関しても、関係業者からよく電話が掛かってきます。
その場合、出勤している人が分かれば対応してくれるかと思いますが、逆の立場になれば自分が担当ではないお客様の対応もしなければならない可能性があります。
「一匹狼で自分の数字になることしかしたくない!」なんて思っていると、ちょっとした電話でもストレスになってしまいます。
④ お客様の都合によって残業になるのが極端に嫌な人
お客様の都合によっては、
「仕事の都合上、営業時間外でしか内見出来ないのですが、、」
と、お客様から連絡が入ることがございます。
その場合、希望の物件が夜でも内見可能(現地に内見鍵が設置してあるケース等)であれば、希望の時間にて対応する必要が出てくるかもしれません。
もちろん、会社の方針や営業方法で変わったりするかと思いますが、
たまに当日夕方に電話で、「○○の物件はこれから見に行くことできますか?」と連絡があります。
自分で仕事のスケジュールを立てているのに、いきなりお客様の案内予約が入り、したい仕事が出来なかったります。
営業時間が19時までで、18時30分から内見したいです等言われてしまうと、ほぼほぼ残業確定になります。
自分の仕事が遅くて残業なら100歩譲って悪くはないとしても、急なお客様からの電話があり、営業時間外に内見に行かないといけなくなってしまうと本音はかなり萎えます。
以上、【不動産営業マンに向いていない特徴4選】でした!
ぜひ不動産営業に興味がある方はご参考に頂ければと思います!