いやまニュースで見ない日はないほど出てくるキーワード、それが「関税」ですね!
なんとなくは知っているけど、実は結構曖昧だったりしませんか?今回はそんな「関税」について、分かりやすく簡単に解説していきます。
「関税」を簡単に・シンプルにまとめる


そもそも関税とは
関税は、外国から日本に物を持ってくるときにかかる“入場料”みたいなお金のことを言います。
例えば、アメリカから洋服を日本に持ってくるとき、日本の国が洋服1着につきお金をとります。
この取られるお金が「関税」です。
どうして関税があるの?
日本で作った物が売れやすくするため:外国の物ばかり安かったら、日本の工場やお店が困るからです。
国のお金になるため:たくさん外国から物が入ると、そのたびに国にお金が入ります。

「関税」の本質が分かる3つのポイント
関税とは「国が輸入品にかける税金」のことです。
外国から商品が入ってくるときに、その商品の価値に応じて課せられるお金のことを言います。
主な目的は以下の通り3つあります。
国内産業の保護
外国製品の値段を上げて国内企業を守ることが出来ます。
関税をかけることで、外国からの輸入製品の価格が上がります。
例えば、ある外国製品に20%の関税がつくと、その製品の輸入価格は20%高くなります。
これにより、消費者は国内で生産された同じような製品と比較して、輸入品の価格が割高になるため、相対的に国内製品が競争力を持ちやすくなります。
海外の人件費が安いところで生産されたものは、総じて掛かるコストが安いので、関税をかけずに日本で売られてしまうと、圧倒的に安くなってしまい、日本国内で作られたものよりもたくさん買われてしまいます。
これにより、日本国内でのお金の循環が悪くなってしまい、会社の利益が出せず、どんどん会社が潰れてしまう可能性があります。
そうならないように、輸入されるものには関税をかけて、国内製品とのバランスを取っています。
財政収入の確保
関税は輸入品に課される税金であるため、とても重要な収入源の一つとなり、輸入がある限り国に税収が入ります。
これが国の財政収入の一つとなる理由は2つの理由があります。
① 直接的な税収
輸入される商品の価格に対して一定割合や一定金額の関税が課され、それが税金として国庫に納められます。たとえば、輸入品に10%の関税がかかると、その10%分が税収になります。
② 継続的な収入源
定期的に大量の輸入があるため、多額の関税収入が安定的に日本の財政に貢献します。
貿易政策の手段
貿易のバランスをとるためにも使われます。
特に貿易のバランス、つまり輸出と輸入の差を調整し、経済の安定を図るために用いられます。
貿易赤字の是正
貿易赤字とは、輸入額が輸出額を上回る状態です。
つまり、外国に対してお金を多く支払っていることになり、経済的には「赤字」とみなされます。
このままだと国内の通貨価値低下や雇用減少など経済問題を引き起こすことがあります。
そこで関税をかけて輸入品の価格を上げることにより、輸入量を減らして貿易赤字の縮小を促します。
これにより、国内産業を保護しつつ、輸出とのバランスを改善するのが狙いです。


貿易交渉のカードとして活用
関税率の調整は、相手国との貿易交渉における重要なカードとなります。
例えば、自国の製品に対する相手国の関税を引き下げさせる見返りとして、自国も相手国製品にかける関税率を見直すことがあります。相互関税の原理もこれに関連し、双方が対等な関税水準を保つことで公平性を確保します。
特定産業や戦略物資の保護
国が重要視する産業や戦略的物資(農業、鋼鉄、防衛関連品など)を輸入増加から守るため、関税を高く設定することでその分野の国内生産を守る。
これは安全保障の観点や経済の安定的発展に不可欠な措置として用いられます。
非課税・特恵関税の活用による貿易促進
上記ポイントの一方で、自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)に基づく特恵関税の導入により、特定のパートナー国との貿易促進を図り、経済連携を強化する手段ともなります。
これによって貿易パートナーとの関係強化や経済成長を目指す取り組みも貿易政策の一環です。
これら3つのポイントが、関税をかける大きな目的になっています。
なんとなくは知っていたけど、いざ「関税の目的って?」聞かれるとなかなか答えづらいところありますよね。
でも、この記事を見ればもう大丈夫!笑
自信を持って答えてください!
〉最後に
以上が「関税」について、シンプルに分かりやすく、でもしっかりと要点を詰め込んだ内容になっています!
なんとなくでも「関税」についてイメージができたら嬉しいです!
また、この記事をとっかかりとして、「トランプ関税」やそれに付随するものも分かりやすくまとめます。